この世で最も苦しむ人は”間違った認識”を多く抱える人である
マインドフルネスを継続することで抑うつ効果や感情的になりにくくなるということも実証されています。
それはなぜか?について少し書きたいと思います。
あなたが今抱えている苦しみは何でしょうか?
よく聞くのはあの人に嫌われたかも、お金がないことなど様々なことで悩み苦しんでいる人も多いでしょう。
だがしかし、その苦しみの原因は100%正しい真実なのでしょうか?
自分の頭の中で勝手に妄想し解釈してはいませんか?
嫌われている、それは本当の本当に確かですか?
仮にその人に嫌われていたら、それは本当に不幸なのでしょうか?
お金がない、本当にお金がないのでしょうか?
明日の住む家、食料、生きていくために必要なお金もないですか?
など本当に真実かわからないことで私たちは妄想し苦しみます。
ではどうしていけばいいのか。
まずは苦しみの誤った認識に気づくことです。
ブッタの言葉では
「この世で最も苦しむ人は”誤った認識を多く持つ人である」と言ってます。
暗闇でロープを見て蛇だと勘違いすれば、
危険だと一気に戦闘態勢に入り、身体は緊張し、恐怖を感じます。
明るい所で見ればただのロープなのに妄想という暗闇で蛇と勘違いすれば、恐怖を感じるのです。
これが間違った妄想による苦しみなのです。
ではどうしたらいいのか?
マインドフルネスを日常に広げていくことが大切になってきます。
妄想している自分に気づき手放します。
例えば、挨拶を返してくれなかった人に対して
すぐに反応し私のことを嫌っているに違いないと思うのではなく、
は!いま勝手に妄想していた、
嫌われたというのは本当に確かなこと?ただ気が付かなかっただけかもしれないし、
機嫌が悪いだけかもしれない。
真実か分からないまま妄想し苦しんでいたと気づき手放します。
そうすることで妄想による苦しみと距離を置くことができます。
また私たちは幼少期からの教育や考え方により思考のパターンができます。
自分の長年の思考のパターンに気づき、
またいつもの思考パターンがでてきたと思考
に気づき手放すことを繰り返していると
自然と思考のパターンもゆるんでいきます。
またラベリングを使うのも思考と距離を取るのに有効なのでまた紹介したいと思います。
まとめると
・私たちは間違った認識を多く持つほど苦しみが生まれる(認知の歪み)
・妄想に気づき手放す(アウェアネス)気づきを養う
・何度も繰り返される思考のパターンに気づく(反芻思考)*反芻思考が多いと鬱になりやすい
・思考と距離を置く
です。
今回は誤った認識から生まれる苦しみについて書かせていただきました
最後まで読んでいただいたことに感謝申し上げます。